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2012.10.27 Saturday

I Love You / 辛島文雄クインテット 名盤を探せ Part 4-10


10. I Love You / 辛島文雄クインテット

辛島 (pf), 桜井 (b), 奥平 (ds), 井上 (ts,ss), 藤陵 (as,ss)

7.の流氷と同じく、長年記入されなかった名盤中の名盤。
辛島文雄 (pf), 桜井郁雄 (b), 奥平真吾 (ds), 井上淑彦 (ts,ss), 藤陵雅裕 (as,ss)

1. Maiden Voyage
2. This Is New
3. Spring Is Here
4. Sorcery
5. The Night Has A Thousand Eyes
6. Round About Midnight
7. I Love You

Recorded: 1991 (六本木 Pit Inn)

Polydor


辛島文雄クインテットの名盤にして最後の作品、アイ・ラヴ・ユーの紹介です。

まずはメンバー紹介を。

リーダーの辛島文雄(からしまふみお)。1948年3月9日大分県生まれ。九州大学在学中から演奏活動を開始。1980年から6年間、エルビンジョーンズジャズマシーンのピアニストとして活動。日本のジャズピアニストの重鎮の一人です。2005年には第31回南里文雄賞を受賞。かなりの枚数の作品をレコーディングしてまして、今でも現役ばりばりのお方です。私は非常に辛島さんの演奏が好きで、凄い枚数のCDを持ってます。

ベースの桜井郁雄(さくらいいくお)。1954年3月26年東京生まれ。明治学院大学在学中からベースを始めます。1976年頃よりライブ活動を始めます。82年に辛島文雄トリオに日野元彦と共に参加し、その後ドラムが奥平真吾に変わり、井上淑彦、藤陵雅裕が加わりこの辛島クインテットとなります。世界中の名だたるミュージシャン(エルビン、リーブマン、ジョーヘン、バイラーク、ラリーコリエル、ケニーカークランドなど)とも共演。現在も現役活動中です。

ドラムの奥平真吾(おくだいらしんご)。1966年東京生まれ。3歳の頃よりドラムを始めます。1971年にニューヨークに移住、その後ケニアのナイロビに移住。1975年に帰国し9歳にてジャズクラブのセッションに参加、あまりのテクニックを絶賛され一躍有名人に。11歳にてリサイタルを開催、同11歳にてデビューアルバム「処女航海」をリリース。中学、高校時代も演奏活動を続け法政大学に入学。幼い頃からその才能を爆発させた天才ドラマーです。このアルバムのレコーディング時も24歳という若さです。

テナーサックスの井上淑彦(いのうえとしひこ)。
_____________________________過去記事から引用________________________
1952年横浜生まれ。高校生の頃からテナーサックをを始め、19歳でデビュー。
井上さんは、森山カルテット、辛島クインテットを支えた名テナー奏者です。伝説のサイドマンとして日本ジャズ史にその名を刻むビッグです。
サイドマンとしての活動期間が長く、自信のリーダーバンド「fuse」を結成したのが90年代後半です。「fuse」名義のアルバムは3作でてますが、どれもかっこいいのでお勧めです。
井上さんは見た目もメチャクチャシブくてかっこいいですし、演奏もめちゃかっこいいし、ほんとうに本当に、筆者は大ファンです。日本人で一番好きなサックス奏者です。
_____________________________引用ここまで_________________________

アルトサックスの藤陵雅裕(ふじおかまさひろ)。1959年生まれ。高校時代にサックスを土岐英史に師事。武蔵野音楽大学サックス科卒業後プロとして活動。ジャズライフを愛読してらっしゃる方でしたら藤陵さんはもの凄い頻度で記事にてそのお名前を拝見してる事と思います。あまりに活動の幅が広すぎて書けませんが、日本のアルト・ソプラノプレイヤーとしては圧倒的知名度かとおもいます。演奏もキャッチーで、筆者は本当に好きです。ライブもかなりの回数見に行ってます。



さて、曲を。残念ながらyoutubeにはCD音源ありませんでした。
ですが、辛島クインテットのライブ映像がありました。


AVANTI

こちら、同名のアルバム「AVANTI」にも入ってる曲ですが、非常に格好いいです。辛島文雄クインテットのノリがよくわかる1曲かとおもいます。AVANTIは名盤ノートにも掲載されていたはずですので、後々紹介いたします。

音源がモノラルで左側のスピーカーからしか音がでませんが、かっこいいですねえ・・・・。


1曲目のMaiden Voyageはハービーのあれです。イントロのリフは通常演奏されるのとはすこし違います。テーマはアルト、テナーのハモリなのですが、テナーが凄く格好いいです。
テーマ後、テナーソロへ。通常のリフを繰り返しながら、完全な右肩上がりテンションで歌い上げます。本当に、このソロは恐ろしく格好いいです。最初から最後まで完コピしてしまったくらいです。モード特有のゆらゆらしたフレーズから、後半はシーツオブサウンズを駆使したフラジオ絶叫系へ見事な盛り上げ方、完璧です。次にアルトのソロに入りますが、アルトソロは倍テンします。この藤陵さんのソロも格好いい・・・。メカニカルなフレーズを連発しながら完璧に盛り上げきります。次は辛島さんのフェンダーローズのソロ。こちらも倍テンしたままです。これもまたかっこいい・・・。ドラムもローズのフレーズにバシバシ反応して脳汁がでます。
このメイデンボヤージ、本当に格好いいです。この曲はスタンダードなので数え切れないほどのレコーディングが残されていますが、自分が聴いてきた中ではこの演奏がBESTと迷わず言い切れます。

4曲目、Socery。マイルスのソーサラーではなく、チャールズロイドのフォレストフラワーで演奏されたキースのソーサリーです。
テーマは2ソプラノでごりごりと。最初は藤陵さんのソプラノソロ、その後井上さんがテナーに持ち替えブリブリです。これもまた、すごいです。後半は2管で咆えまくってピアノのフリーに突入します。
フォレストフラワーで演奏された原曲よりこっちの方が圧倒的に好きですw


他はスタンダード曲がメインですが、これらの演奏も熱が入ってます。さすがラストライブ、という気迫が伝わります。


このCDは廃盤で、今後再発されることもあり得ないと思われるので入手は中古限定です。
ですが結構中古CD店で見かけますので、見かけたら即GETしてください。私は見かけたら買って、部室の欲しい人に売る、ってのを何回もやりました。
幸いなことにアマゾンにはそこそこ中古が残ってるようです。是非聴いてみてください。
日本人のジャズもSUGEEEEEEEEEEEってなるとおもいます。



M-P240

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M240

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M-E

Monochrom

X113

X-Vario

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