ARCHIVE  ENTRY  COMMENT  TRACKBACK  CATEGORY  RECOMMEND  LINK  PROFILE  OTHERS
<< March 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 使用している楽器 | main | Kunstkopfindianer / Hans Koller 名盤を探せ Part 3-19 >>
2012.09.08 Saturday

Images / Roberto Dani 名盤を探せPart 3-45

 
45. Images / Robeto Dani
Roberto Dani(ds) Norma Winstone(voice) Glauco Venier(pf) Henning Sieverts(cello)

一曲目、9/8というエグイ拍ですが、うつくしい。というか泣けます。
アルバム全体のコンセプトがしっかりしていて、すばらしい。
イワオカ系の最高峰!!感動してください。
Roberto Dani(ds),  Norma Winstone(voice),  Glauco Venier(pf),  Henning Sieverts(cello)

1.Montagne
2.Image1
3.Folk Song
4.Ottobre
5.Image2
6.Marzo
7.Image3
8.Ricordi
9.Ale
10.Image4
11.Running
12.Torcello
13.Image5
14.Giugno
15.Image6
16.287 Beacon Street
17.Image7

Recorded:October 25-26, 1998

Splasc(H) Records







すみません。超絶長らくブログ放置してましたがこっちも真面目に更新します。
復帰第一号ということで、名盤を探せ、に載っている中で私が最も好き、と言える作品の一つを紹介します。

このアルバムは私がジャズ研2年目の春頃に部室でI先輩がCDを流していて、あまりのすばらしさに惚れ込んでタイトルを聞き出し、輸入して買いました。
本当に、一生の愛聴盤となりました。保存用に未開封のものも持ってるくらいです。

レーベルはイタリアの名門、スプラッシュ、メンツもイタリア系です。


まずメンバーについて紹介いたしましょう。

リーダーのRoberto Dani(ロベルト・ダニ)。ヨーロッパ系のCDでちらほら名前を見かけます。ECMでの録音もありますし、ピアノのGlauco Venierとの共演作も多いです。が、残念ですが詳細はあまり知りません・・・・。

VoiceのNorma Winstone(ノーマ・ウィンストン)は、もはやここで語るまでもないほどの大御所ボーカリストです。彼女が参加するCDでは、担当楽器はVoではなくVoiceと書かれることが多いです。というのも、歌詞を歌うのではなくハミングで参加することが凄く多いんですね。
イギリス出身で、John Taylor(pf)とは元夫婦です。現在は離婚していますが、音楽的には今でも友好関係が深く、離婚後も頻繁に共演しています。
John TaylorのAzimuth、Kenny Wheeler & John Taylor & Norma Winstone+ビッグバンドモノ系、Norma Winstone + Glauco Venier + Klaus Gesingでの一連の作品、上げだしたらきりがないですが、とにかく作品が多いです。どれもすばらしい。
筆者の最も好きなヴォーカリストで、恐ろしい枚数CDは集めてます。
Kenny Wheelerとの共演が多いです。

ピアノのGlauco Venier(グラウコ・ヴェニール)はイタリアのピアニスト。上で書きましたが、NormaとKlaus Gesing(クラウス・ゲージング)との共演作が多いです。Wheeler大先生との作品もあります→名盤に乗ってますGoriziaなど。

チェロのHenning Sievertsはどんな方かわかりません・・・。


こちら、ECMでのNorma+Venier+Gesingの最新作です。こういったウィスパーボイス系の歌が好きならばNorma Wisntoneはドツボかと思います。


このCDはとにかくアルバムとしての完成度が高いです。そして、10年前くらいにやたら流行った「癒し系音楽」というのにモロ合致するかとおもいます。
タイトルの付いている曲の間にImage1〜7までの割とフリーキーな小曲が挟まれています。

1曲目、Montagne(モンテーヌ)。9/8拍子と割とエグイ拍子ですが、それを感じさせない美しさ。妻にも言っているのですが、自分の葬式ではこの曲かけてくれ、と言ってます。そんなレベルで美しくて泣ける曲です。
あまりに好きで、M1の時のクリスマスコンサートでこの曲を演奏しました。チェロを5弦ベースの高音域で担当し、自分はカーブドソプラノでボーカル部分を担当してやりました。
フルの譜面持ってます。

11曲目、Runnning。このアルバムの名前のつけられた曲で唯一ピアノトリオで演奏されています。1曲目に次ぐ聞き所かとおもいます。とにかくかっこよく、美しい。これもスコア持ってます。が、演奏する機会がありませんでした・・・・。この曲でGlauco Venierに惚れ込んでしまいました。


正直なところ、前編にわたってMAX良い曲ばかりなのでどうやって紹介していいのかわからないのがこのCDです。捨て曲無しです。Imageシリーズはおいといて。とにかく全編美しく、泣ける曲ばかり。管理人のお薦め度120%。買って損はありません。

超絶癒し系ジャズを聞きたいならば是非聞いてみてください。最近再発されたっぽく、手に入りやすいです。


M-P240

M-P240

M240

M240

M-E

Monochrom

X113

X-Vario

X-Vario

X-E

コメント
イギリスのヴォーカリストNorma Winstone来日公演が決まりました。ご案内まで。http://invs.exblog.jp/22202323/
  • invs
  • 2014.08.03 Sunday 14:09
コメントする








 
この記事のトラックバックURL
トラックバック
Powered by
30days Album