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2009.07.05 Sunday
Man Of The Light / Zbigniew Seifert 名盤を探せPart 1-7
Zbigniew Seifert(violin), Joachim Kuhn(pf), Cecil McBee(b), Billy Hart(ds), Jasper van't Hof(org,key)
1.City Of Spring
2.Man Of The Light
3.Stillness
4.Turbulent Plover
5.Love In The Garden
6.Coral
Recorded: September 27-30, 1976
MPS
バイオリンジャズの超名盤、Man Of The Lightの登場です。この作品は旧西ドイツのレーベルMPSから出ていたのですが、2008年にポーランドのポロニアレコードから初CD化されました。ですが日本国内には殆ど入ってきておらず、国内の通販サイトでも軒並み取り扱い無しで、ポーランドから直輸入するしか入手方法がありません。入手方法は後述します。
私はCDとLP(米国版)の2種類を所有しています。
Zbigniewという名前からわかるとおり、彼はポーランド人です。1946年生まれ。33歳という若さで惜しまれながらも癌で亡くなりました。彼の死を惜しみ、Richard BeirachはELMという曲を作りました(ECMより発売されているバイラークの「ELM]、Questの「Quest」にてその曲が聴けます。ECMの「ELM」は本当におすすめです。)。
彼はバイオリンだけでなく、アルトサックスも演奏します。Tomasz StankoのCDのいくつかにも参加しており、そちらにてアルトのズビグニュー・ザイフェルトが楽しめます。
このCDはとにかく弾きまくり!といった感じのバイオリンです。しかもピックアップで音を拾っているため、まるでシンセリードのような音を出しています。それがまた格好良いのです。ほぼエレクトリックバイオリン状態です。
メンツも豪華で、ヨアヒム・キューンファンの人にも非常におすすめ出来る作品となっております。
ちなみに彼の演奏はここで聴くことができます。Man Of The Light収録のTurbulent Ploverもここで聴けます。
このCDですが、国内での入手はほぼ不可能です。1度だけヤフオクで見かけましたが4000円もしました。発売時に国内にも少量入ってきたようですが、東京にほんの少しだけ、だったようです。
買うならばポーランドのPolish Jazz.comから個人輸入するしかありません。
ここにありますので、クリックして、あとは住所を入力→クレジットカード決済でUSドルにて購入できます。
もしリンク切れをしていたらトップページからStoreに飛び、「Zbigniew Zeifert」で検索してみてください。
まず1曲目、City Of Spring。この曲がこのCDの目玉と言っても良いでしょう。非常にモーダルな曲で、超ハイテンポで弾きまくるZeifertのバイオリンが聴けます。燃え燃えってやつです。
2曲目Man Of The Light、タイトル曲です。Aメロ5/4拍子とBメロ3/4拍子の混在する結構エグい曲ですが非常にカッコイイです。ここでも相変わらず弾きまくりの燃え燃えでヤバイ事になってます。ヨアヒムのピアノも非常に熱いです。
3曲目Stillnessはベースのセシルマクビーとのデュオ。スローの曲で途中にオーバーダブを駆使して作られています。ベースが非常に良い味出しています。
4曲目Turbulent Ploverはこれまた非常にモーダルな曲で相変わらず弾きまくりの燃え燃えソロが展開されています。上に書いたサイトでこの曲は試聴できます。
5曲目Love In The GardenはJasper van't Hofとのデュオです。彼はこの曲のみに参加です。非常にゆったりとした曲で、エレピの作り出す空間の中でZeifertのバイオリンが華麗に舞います。
6曲Coralは、ラテン系リズムの曲で、またここでもZeifertは弾きまくっています。これも非常にカッコイイです。
若くして亡くなったZeifertですが、彼の意志を継いだ後継者がポーランドに現れました。その名はMateusz Smoczynski。
本作に収録のMan Of The Lightを演奏しています。
音もZeifertのそれそのものです。
非常にカッコイイですね。熱いですね。彼は今CDを2枚出しています。Zeifertの曲やColtraneの曲をやっています。
ですがCDは入手困難です。ポーランドやヨーロッパの通販サイトでも買えませんでした。
また、youtubeにはZeifert自身が演奏している動画もあります。
短いですが、非常に貴重な映像だと思います。
こちらはHans Kollerのバンドで演奏している映像です。
Hans KollerとZbigniew Zeifertの組み合わせでは、ジャズ研名盤に「Kunstkopfindianer」があります。それは後々紹介したいとおもいます。
Zeifertのドキュメンタリービデオのトレイラーもyoutubeにはあります。
また日本人のジャズバイオリニスト大村朋子さんが有名ジャズバイオリニストに捧げる曲集のVisionというCDを出しています。こちらにZbigniew (Tribute to Zbigniew Seifert)という曲が入っています。
今回はかなりネット上に音源があったので、3曲ほど実際に聴くことが出来るのですが、気に入ったのならば、少々入手はやっかいですが是非とも買ってみてください。
1.City Of Spring
2.Man Of The Light
3.Stillness
4.Turbulent Plover
5.Love In The Garden
6.Coral
Recorded: September 27-30, 1976
MPS
バイオリンジャズの超名盤、Man Of The Lightの登場です。この作品は旧西ドイツのレーベルMPSから出ていたのですが、2008年にポーランドのポロニアレコードから初CD化されました。ですが日本国内には殆ど入ってきておらず、国内の通販サイトでも軒並み取り扱い無しで、ポーランドから直輸入するしか入手方法がありません。入手方法は後述します。
私はCDとLP(米国版)の2種類を所有しています。
Zbigniewという名前からわかるとおり、彼はポーランド人です。1946年生まれ。33歳という若さで惜しまれながらも癌で亡くなりました。彼の死を惜しみ、Richard BeirachはELMという曲を作りました(ECMより発売されているバイラークの「ELM]、Questの「Quest」にてその曲が聴けます。ECMの「ELM」は本当におすすめです。)。
彼はバイオリンだけでなく、アルトサックスも演奏します。Tomasz StankoのCDのいくつかにも参加しており、そちらにてアルトのズビグニュー・ザイフェルトが楽しめます。
このCDはとにかく弾きまくり!といった感じのバイオリンです。しかもピックアップで音を拾っているため、まるでシンセリードのような音を出しています。それがまた格好良いのです。ほぼエレクトリックバイオリン状態です。
メンツも豪華で、ヨアヒム・キューンファンの人にも非常におすすめ出来る作品となっております。
ちなみに彼の演奏はここで聴くことができます。Man Of The Light収録のTurbulent Ploverもここで聴けます。
このCDですが、国内での入手はほぼ不可能です。1度だけヤフオクで見かけましたが4000円もしました。発売時に国内にも少量入ってきたようですが、東京にほんの少しだけ、だったようです。
買うならばポーランドのPolish Jazz.comから個人輸入するしかありません。
ここにありますので、クリックして、あとは住所を入力→クレジットカード決済でUSドルにて購入できます。
もしリンク切れをしていたらトップページからStoreに飛び、「Zbigniew Zeifert」で検索してみてください。
まず1曲目、City Of Spring。この曲がこのCDの目玉と言っても良いでしょう。非常にモーダルな曲で、超ハイテンポで弾きまくるZeifertのバイオリンが聴けます。燃え燃えってやつです。
2曲目Man Of The Light、タイトル曲です。Aメロ5/4拍子とBメロ3/4拍子の混在する結構エグい曲ですが非常にカッコイイです。ここでも相変わらず弾きまくりの燃え燃えでヤバイ事になってます。ヨアヒムのピアノも非常に熱いです。
3曲目Stillnessはベースのセシルマクビーとのデュオ。スローの曲で途中にオーバーダブを駆使して作られています。ベースが非常に良い味出しています。
4曲目Turbulent Ploverはこれまた非常にモーダルな曲で相変わらず弾きまくりの燃え燃えソロが展開されています。上に書いたサイトでこの曲は試聴できます。
5曲目Love In The GardenはJasper van't Hofとのデュオです。彼はこの曲のみに参加です。非常にゆったりとした曲で、エレピの作り出す空間の中でZeifertのバイオリンが華麗に舞います。
6曲Coralは、ラテン系リズムの曲で、またここでもZeifertは弾きまくっています。これも非常にカッコイイです。
若くして亡くなったZeifertですが、彼の意志を継いだ後継者がポーランドに現れました。その名はMateusz Smoczynski。
本作に収録のMan Of The Lightを演奏しています。
音もZeifertのそれそのものです。
非常にカッコイイですね。熱いですね。彼は今CDを2枚出しています。Zeifertの曲やColtraneの曲をやっています。
ですがCDは入手困難です。ポーランドやヨーロッパの通販サイトでも買えませんでした。
また、youtubeにはZeifert自身が演奏している動画もあります。
短いですが、非常に貴重な映像だと思います。
こちらはHans Kollerのバンドで演奏している映像です。
Hans KollerとZbigniew Zeifertの組み合わせでは、ジャズ研名盤に「Kunstkopfindianer」があります。それは後々紹介したいとおもいます。
Zeifertのドキュメンタリービデオのトレイラーもyoutubeにはあります。
また日本人のジャズバイオリニスト大村朋子さんが有名ジャズバイオリニストに捧げる曲集のVisionというCDを出しています。こちらにZbigniew (Tribute to Zbigniew Seifert)という曲が入っています。
今回はかなりネット上に音源があったので、3曲ほど実際に聴くことが出来るのですが、気に入ったのならば、少々入手はやっかいですが是非とも買ってみてください。

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