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2009.07.04 Saturday

どうやってジャズを聴くか

どうやってジャズを聴くか、それはオーディオの世界の話になってきます。
ジャズファンとオーディオファンはかなり層が被っており、スイングジャーナルなどを見ると必ずオーディオに関するページがあります。

数十年前、今よりもジャズが主流音楽だった時代にジャズを聴いて青春時代を過ごした人たちが学生の頃にオーディオブームだったというのが非常に大きいでしょう。

筆者の父もまさにその世代で、ジャズは聴いていなかったものの、かなりのオーディオマニアです。実際、今の現役部員の両親はそういった世代に被っていると思われます。

ここでは、より良い音でジャズを聴くための方法を書いていきたいと思います。
ジャズを聴く際の環境としては、大まかに分類すると以下の3種類になるでしょう。

1.ポータブルプレイヤー(iPodやmp3プレイヤー、CD・MDプレイヤー)で聴く
2.コンポで聴く
3.パソコンで聴く

順番に説明していきたいと思います。



1.ポータブルプレイヤーで聴く

通学の途中や部室で耳コピをする時などはこれで聴くことになるでしょう。
今の時代、部員のほぼ100%がiPodなどのデジタルオーディオプレイヤーを使っています。
ヘッドフォン(イヤホン)を取り替えることによって相当の音質向上が見込めます。ですが、持ち運ぶということもあり、あまり大きなヘッドフォンは使えないでしょう。音質的にはSHUREのカナル型がかなりのものです。耳かけタイプは音漏れも激しく、音質的にもイマイチであまりおすすめできません。多少目立っても良いなら室内で使うような密閉式のヘッドフォンを持ち歩くのもアリです。

iPodは部室でも圧倒的なシェアを誇りますが正直DAコンバーターの質のせいか出音はよろしくありません。ヘッドフォンを交換してもかなり残念な音がします。ですがリンクさせるソフトウェアであるiTunesがかなり優秀かつ、そこで扱うm4a形式がかなり高音質なため、携帯時の音質は少々あきらめるべきでしょう。
色々なメーカーからデジタルオーディオプレイヤーが出ていますが、Sony製のデジタルプレイヤーはかなり高音質でおすすめです。
個人的にはiTunesの利便性からiPodに軍配を上げてしまいます。
店頭で色々と調べて、自分の用途に一番あった製品を選ぶことをおすすめします。


2.コンポで聴く

家でCDを聴く場合、コンポを用いる人は多いでしょう。
アンプ、CD・MDプレイヤー、スピーカーがセットになったミニコンポセットを使う人も多いでしょうが、別々に一流メーカーの物をそろえた場合と比べると明らかに音質は落ちます。

Jazzを聴く際に最も用いられるスピーカーはJBL製の物です。部室のモニタースピーカーがJBLなのもそのせいです。
ジャズのレコーディングの際にモニター用としてJBLのスピーカーが多く使われたというのがこの事に大きく関係しています。
Jazzを聴くならば、是非とも1組はJBLのスピーカーを揃えたいものです。
スピーカーを出しているメーカーは非常に沢山あります。TANNOY、Infinity、BOSE、DENONなど色々ですが、ジャズならばJBLを買っておけばとりあえず間違いは無いです。
筆者は、ジャズを聴くときはJBL、それ以外の音楽を聴くときはTANNOYと用途でスピーカーを切り替えています。

アンプも色々あります。SANSUI、Luxman、Marantz、McIntoshなど挙げ出すときりがありませんが、完全に好みです。個人的にはSANSUIのアンプとJBLのスピーカーの組み合わせが一番好みの音がしました。ですが現在はMarantzのアンプを使用しております。

CDプレイヤーも同様に沢山のメーカーから出ています。CD-Rドライブ付きの物を買っておくと、後々LPを買い始めてそれをCD化したい際に非常に役立つでしょう。

LPプレイヤーはジャズ研上級生になればなるほど欲しくなります。CD化されていない音源という物は多数あり、いつか必ずLPに手を出すことになります。そういった際にはLPプレイヤーも色々あるので、自分で調べてみてください。おすすめはSONY製のPS-LX300USBというプレイヤーです。2万円台前半という価格帯ですが、USB端子が付いていてパソコンに直接レコードの音源を取り込んでCD化することができます。非常に便利だと思います。聴き専としてはもっと良いプレイヤーがあると思いますが、CD化するという事を前提とするとかなりアドバンテージがあると思います。


また、コンポで聴く際、住宅事情の問題から(東北大生は圧倒的にアパート・マンションの一人暮らしが多い)、スピーカーを夜間に使うことが困難な場合があります。そういった際は高級なヘッドフォンを買ってみると、非常に良い音でCDを聴くことができます。これは3で紹介するパソコンを使って聴く際にも使えます。
ヘッドフォンとスピーカーで同じ値段の物を買うとしたら、確実にヘッドフォンのほうが良質な物が買えます。下手にスピーカーにお金をかけるくらいならばヘッドフォンにお金をかける方が賢明です。

個人的なおすすめはAudio Technica製の木のハウジングの物(密閉式)や、SENNHEISERのHD650(開放型)、SonyのMDR-CD900ST(密閉式)あたりです。
Audio Technicaの木製ハウジング物はいろいろなラインナップがありますが、3〜6万円程度で非常に高音質な環境が手に入ります。密閉式なので周りの雑音があっても気になりません。SENNHEISERのHD650は非常にピュアな音で聴けます。オープンエアータイプなので、周りの雑音が直接耳に入ってくるのが玉に瑕です。環境音があまりに酷い場合は考えた方が良いかも知れません。4万円程度で買えます。
SonyのMDR-CD900STはスタジオモニターの超定番モデルでどのスタジオにでもあるヘッドフォンです。非常にピュアな音で聴けますが、言い方を変えると味がない・堅い音がする、ということにもなります。ですが15000円もあれば買えるため一番の選択肢にするのも手です。

ヘッドフォンを極めるならば最終的にはSTAX製のヘッドフォンをおすすめしたいのですが、10万円〜という非常に高価格帯なので、いきなり買うのは厳しいでしょう。オーディオ店に自分のお気に入りのジャズCDを持って行き、一度視聴させてもらうと良いでしょう。あまりの音にびっくりすると思います。

ヘッドフォンに関してはこちらも参考になります。

ピュアオーディオの世界は正直オカルトじみてる所もあるので、学生中はあまり深く足を突っ込みすぎない方が良いかも知れません。お金のある社会人になってから、そういう道に突っ走ってください。

ケリーのマスターが非常にオーディオに詳しいため、マスターに相談してみるのも一つの手だと思います。

オーディオのオカルト
オカルトオーディオの一例。デジタルデータとして吸い出し、0と1になった音楽データがHDDの違いで音質が変わるとは思えない。


3.パソコンで聴く

筆者は最近はパソコンでCDを聴くことが殆どです。iTunesに取り込み、パソコン用のスピーカーから再生して聴いています。
この方法で聴いている部員もかなり多いのではないでしょうか。

パソコンで高音質再生をするためには、サウンドカードとスピーカー、この二つに金をかけることです。ですが、2のピュアオーディオで攻めるより遙かに低予算で良環境を手に入れることができます。
パソコン用スピーカーでも最高級価格帯でだいたい3万円程度です。
その価格帯だとRoland(EDIROL)のMA-20DやONKYOのGX-100HDの二択に近くなると思います。
筆者はONKYOのGX-100HDを使用しております。MA-20Dはやや音に癖があり、GX-100HDのほうがよりナチュラルでピュアな音がします。

サウンドカードからアナログケーブルで接続するのもありですが、できれば光やSPDIFの同軸ケーブルのオーディオアウトが着いたサウンドカードを購入し、デジタルでスピーカーまで繋ぐとより高音質でジャズが楽しめます。
ASIO対応のサウンドカードを購入しておけば、後々DTMを始めた際にDAW、VSTiなどで非常に役立ちます。このようなサウンドカードでも1万円あれば手に入ります。
CreativeやAudiotrakのProdigyなどがおすすめですね。ONKYOのWAVIOシリーズは非常に高音質ですがASIO非対応なので注意が必要です。



非常に長くなりました。より良い音でジャズを聴くにはこんなにも大変なんです。でも、いきなり頑張らなくても良いのです。お金がかかりますから。オーディオにお金をつぎ込みすぎて、楽器やCDが買えなくなったら、それこそ元も子もありません。
もうちょっと良い音で聴いてみたいな、と思った時にこのエントリーを思い出していただければ、何かしらの役に立つかと思います。









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